②画先か文先か?

絵から描きはじめ、文章があとから出てくる方は「画先」、文章から先に書きはじめ、絵が後から出てくる方は「文先」となります。
どちらから創作を開始するかは人それぞれですので、得意な方から始めてください。 七色絵本クラブではマッチング登録をしていただく事で、「絵が得意な人」と「文章が得意な人」をマッチングして、共同で出版する事も可能です。

もちろん自分お一人で取り組まれても構いませんし、子供が絵、ママが文で分業されても構いません。
ただお互いに素人だと、自分の想いが伝わらなかったり、作業の量や印税の取り扱い方で、揉めてしまうケースをよくみます。 最初は個人間では行わず「七色絵本クラブ」の認定講師に仲介を頼んで下さい。編集者的な視点で進め方や取り決め方を取り仕切ってくれます。

さて!前のページに載せた「クマスターさん」のラフ画を元に、私(うすいゆみこ)が「表紙」を作ってみました!

お~~、何という事でしょう。 櫻井先生のメモに3匹の小熊のキャラクターがどんな性格か書かれていましたので、それを反映させて書いてみました。すでに絵本っぽいですね!テンションが上がります。
小熊の3兄弟たちが楽しそう! 3匹はそれぞれどんなキャラクターでどんなドタバタコメディーを演じてくれるのか? そして頼れるパパのクマスターさんが子供たちに何を教えるのか?楽しみになってきますね。

このように「文先」で物語が思いつく方は、あらすじから書きとめ、ご自身やお子様と一緒に表紙や象徴的なシーンを絵にしてみると良いでしょう。きっとストーリーの詳細や、新たなアイデアが浮かんでくる事でしょう。

さて、ここから頭の中の物語のイメージと書き留めていたアイデアを、正式な文章にします!と言いたい所ですが、ちょっと待ってください!少しこの絵本について心理学的に考えてみましょう。