⑦7つの関わりかた講座

「人とのコミュニケーション」、つまり「人とのかかわりかた」は、社会生活を営む上で外せない課題です。
「七色絵本クラブ」の活動は、これまで①~⑥の講座で学んできたように、「絵本創作」と「絵本の読み聴かせ」を通じて、親子関係を良くし、幸せな家族になって欲しいという願いが込められています。

順序としては①絵本創作して、②その絵本を読み聴かせる、そして③絵本をツールとして新たなコミュニケーションが始まると言う訳です。
ここから重要となるのが、様々な反応をしてくる子供たちに「どのように関わるのか?」という問題です。

いくら良質の絵本があった所で、その後の関わり方が悪ければ、学びどころか逆効果にもなります。
人は同じ経験をしても、その出来事をどのように捉えるか?、どのように腑に落とすか?で、その後の生き方は変わってしまうのです。

よく従来の読み聞かせで「子供の感性を信じる」とか「親の固定観念を押し付けない」など、受け取り方は子供に任せるという事が言われきました。
これはカウンセリングの大基本である「傾聴(来談者中心療法)」でも言われる事です。

もちろんその方法が上手く行っている場合は、それを続けて頂いて構いません。
おそらく優秀なお子様なのでしょう。
しかし多くの親御さんが「子供の意思に任せていては上手く行かない」という事も分かっているはずです。

おそらく、ゲーム三昧になっていくとか・・・スマホ依存になっていくとか・・・
子供では見抜けない犯罪に巻き込まれるとか・・・
その様な場合、無条件に信じて子供に任せていてはネグレクト(養育者としての責任の放棄)になってしまいます。

では子供の意思を尊重しつつ、どのように関われば良いのでしょうか?
その方法の多くは、カウンセリング心理学で学ぶことが出来ます。

この7つのかかわりかた講座ではそれらの代表的なジャンルを『絵本』通じてコミュニケーションに取り入れる関わり方を学びます。

また①~⑦までを全て学んだ方は、七色絵本クラブの認定講師としてご活躍して頂ける道。
さらにカウンセリング心理学に興味がある方には、プロカウンセラーを目指す道の入り口「絵本繋がる傾聴講座」の受講もお薦めです。